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AWS (Amazon Web Services) のネットワーク構成を設計手順(例)

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AWS (Amazon Web Services) のネットワーク構成を設計手順(例)

AWS (Amazon Web Services) のネットワーク構成を設計する際の手順の概要を以下に示します:

  1. 要件定義:

    • ビジネス要件、技術要件、およびセキュリティ要件を明確にします。
    • 必要なアプリケーションやサービスのリストを作成します。
  2. VPC (Virtual Private Cloud) の設定:

    • リージョンを選択します。
    • IP アドレスの範囲 (CIDR ブロック) を決定します。
  3. サブネット設計:

    • パブリックサブネットとプライベートサブネットを分けます。
    • 可用性ゾーン (AZ) ごとにサブネットを設定することで、高可用性を確保します。
  4. セキュリティ設定:

    • セキュリティグループとネットワークACLを使用して、インバウンドとアウトバウンドのトラフィックを制御します。
  5. NAT インスタンス/ゲートウェイの設定:

    • プライベートサブネットのリソースがインターネットにアクセスできるようにします。
  6. VPN & Direct Connect:

    • 既存のオンプレミスネットワークとの接続を考慮する場合、VPN または Direct Connect の設定が必要です。
  7. ルートテーブルの設定:

    • トラフィックのルーティングを制御するためのルートを定義します。
  8. エンドポイントおよびVPCピアリング:

    • AWS サービスへのプライベートアクセスや、他のVPCとのネットワーク接続を設定します。
  9. ELB (Elastic Load Balancing) の設定:

    • 必要に応じて、アプリケーションのトラフィックを分散させるためのロードバランサーを設定します。
  10. モニタリングとログ:

  • CloudWatch と VPC Flow Logs を使用して、ネットワークのパフォーマンスとセキュリティを監視します。
  1. バックアップとDR (Disaster Recovery):
  • データの損失やサービスの停止を防ぐためのバックアップと復旧の手順を定義します。

以上の手順は、基本的なAWSネットワーク構成の設計の流れを示しています。実際の設計は、要件や使用するサービス、アーキテクチャによって異なる場合がありますので、適切に調整してください。